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第3章 小学生でもわかる!Javaソースコード基本構造

更新日:2023年6月24日


Javaプログラムの基本的な構造を知ろう

プログラミングを学ぶ前に、ソースコードの基本構造をよくみて理解を深めましょう。


1.ソースコードの基本構造

では、まず簡単なプログラムの全体構造をご紹介します。Javaのコードは以下のように波カッコの二重構造で展開されていきます。




例)

public class Main{

         クラス名

public static void main(String [] args) {

System.out.println("Hello World");

 }

}


{} 波カッコで囲まれた部分・・・block(ブロック)

{} 外側のブロック・・・class block(クラスブロック)

{} 内側のブロック・・・method block(メソッドブロック)




基本的には、内側のメソッドブロック内に支持や命令をプログラムしていきます。一方、外側部分のブロックには何を書くのかというと、クラス名(class name)というプログラムの名前を指定する単語を入力します。上記の場合、このソースコードはメインクラスという名前になります。1番最初の文字を大文字にするのが一般的です。



2.Javaソースコードの基本ルール

Javaでは、ソースファイルを保存するときにはそのコードのクラス名をファイル名にしなければなりません。上記の場合、ファイル名は「Main.java」になります。



3.Javaプログラムの書き始め方

どのようなプログラムが作りたいか決まったらクラス名を考えます。クラス名が決まったら「〇〇.java」のファイルを作成、ソースコードを書いていきます。プログラミングは正確さが求められますので、間違いのないように、そして読みやすいコードを作成しましょう。



4.インデントをうまく使って行間を整える

Javaのソースコード中、空白や改行に決まったルールはありません。しかし、一つのコードを繋げて長々と書いてしまうと、コンパイルは成功しますがとても読みにくいコードになってしまいます。そこで、インデントを入れてプログラムを読みやすくしましょう。


インデントとは、コードを読みやすくするために改行や空白を作って字下げをすることです。インデントを入れることで多重ブロック構造になっているコードを読みやすくするのが狙いです。一般的にはTABキーを使って作成します。



例1)

public class Main{

         クラス名

→→→|public static void main(String [] args) {

→→→→→→|System.out.println("Hello World");

→→→|}

|}


上記はインデント(→→→(わかりやすいスペースのようなもの))を入れたソースコードです。

{{}}・・・ブロック構造をわかりやすくする(揃える)


プログラムをより読みやすくするためにもインデントは正確に入れることが肝心です。



例2)

public class Main{

         クラス名

//ここからメインメソッド

→→→|public static void main(String [] args) {

→→→→→→|int year; //西暦を入れる箱

       year = 2023;       

       System.out.println("Hello World" + year);

→→→|}

|}


また、ソースコードの中には上記のように日本語で解説文(コメント(上記での//の部分))を書き込めるようになっています。複雑なプログラムに解説をつけながら作成できるので、さらに理解しやすいプログラムに仕上げられます。コメントはプログラムのコンパイル時にはスルーされるので、実行時にもプログラム自体にとくに影響なく実行されます。



【まとめ】

・ソースコードは基本的に波カッコと呼ばれるブロックに囲まれてできている。

・インデントを入れて読みやすくしたり、コメントと呼ばれる解説文を入れてコードをひと目でわかりやすくするのがソースコードの基本構造。










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